こんにちは。
高槻市の歯医者「かすや歯科クリニック」院長の加須屋です。
口腔ケアグッズは多く販売されており「何を使用したら効果があるのか分からない…」と思われている方も多いのではないでしょうか？
かすや歯科クリニックではWeltec社が販売している『コンクールシリーズ』をオススメしています。
うがい薬『コンクールF』
うがい薬の『コンクールF』の最大の特徴は、殺菌成分：グルコン酸クロルヘキシジンによる長時間の殺菌作用です。
グルコン酸クロルヘキシジンは唾液中の細菌増殖を最大で約１２時間抑制することが報告されています。
また、歯や粘膜に吸着することで、徐々に殺菌成分を放出する性質があります。
このコンクールFにおいては、う蝕・歯周病の原因菌増殖抑制効果だけではなく、バイオフィルムと呼ばれる歯の表面にできる細菌の膜の形成を阻害する効果もあるので、高い予防効果が期待できます。
歯磨き粉『ジェルコートF』
歯磨き粉の『ジェルコートF』は市販の歯磨き粉に必ず入っている研磨剤と発泡剤が入っていない歯磨き粉になります。
研磨剤は、歯の表面や粘膜を徐々に傷つけてしまい、着色がつきやすくなったり、むし歯になりやすかったりします。
発泡剤は口腔内の乾燥を助長しますし、発砲することで磨けていない部位も磨けているような錯覚に陥ることがおおくオススメできません。
研磨剤と発泡剤が無配合なので、殺菌成分と歯質強化作用のあるフッ素が口腔内で十分な効果を発揮できます。
口腔保湿剤『マウスリンス』
この他にも、口腔乾燥で悩んでいる患者様には口腔保湿剤の『マウスリンス』があります。
マウスリンスは、年を重ねるごとに起きる口腔乾燥にともなう粘膜の痛み、舌の痛み、しゃべりにくさなどを解消・緩和する口腔保湿剤になります。
液体になっていますので、そのままお口全体に行き渡らすようにブクブクとうがいしていただいても問題ありません。
また、スポンジや歯ブラシを浸して、お口全体を湿らせる方法で乾燥を防ぐことも可能です。
入れ歯を使用されている患者様で、毎日口が乾いている方にもオススメです。
入れ歯の吸着もよくなり、粘膜や歯茎の痛みも軽減します。
まとめ
歯科衛生士によるクリーニングの際にも、『コンクールジェルPMTC』というジェル状のクリーニング剤を使用しています。
着色の除去、歯の表面の研磨をシリコンブラシにておこなっています。
ご自身の口腔内がどのようなケアグッズが適しているのか、疑問に思っている方の相談も承ります。
歯磨き粉やうがい薬だけの購入で来院いただいても問題ありません。お気軽にご相談ください。
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院長 加須屋 歯科医師
