こんにちは。
高槻市の歯医者「かすや歯科クリニック」院長の加須屋です。
親知らずの抜歯は、怖い・痛い・腫れるというイメージだと思います。
基本的に、しっかり局所麻酔を行い抜歯を行いますので、抜歯中に重度の痛みが出ることはほとんどありません。
抜歯後の症状については、抜歯前の歯の状態、腫れたりしていた回数、抜歯後の対応で変わってきます。
抜歯後に痛みが出にくいようにどう工夫すればいいでしょうか。
局所麻酔は、炎症症状のある部位にはあまり効果がありません。
麻酔をしっかりと効かせるために、抜歯予定の親知らず周囲はもちろんですが、お口全体を清潔に保つようにしましょう。
局所麻酔が切れてしまうと痛みが出てきます。
痛みが出てから痛み止めを飲んでも、効果が出るまで約20分ほどかかります。
できる限り痛みを出さないようにするには、麻酔が切れる前に痛み止めを飲んでおいた方がしっかり効果が期待できます。
抜歯後はなるべく早く痛み止めを飲むようにしましょう。
抜歯した部位を舌や手で触ることで痛みが出ることがあります。
また、感染のリスクも上がるのでなるべく安静にしましょう。
食べかすが入ったりして気になる場合は、軽い力でうがいをするようにしましょう。
抜歯後は血が滲むような感じがして気持ち悪いことがあります。
出血している感じがするからとうがいをしすぎると、せっかくできた血の塊が流れてしまい、治癒不全やドライソケットになってしまい、治りが悪く強い痛みを出す原因になるので注意しましょう。
感染を防ぐための抗生剤が処方されることがほとんどです。
処方箋に記載された通りに内服して、感染を防ぎましょう。
また痛み止めは術後2~3日は毎食後飲むことをオススメします。
抜歯した側で食事をすることはなるべく控えましょう。
ただ、抜歯した傷を治すにはカロリーが必要です、食べれそうであればお肉を食べても問題ありません。
抜歯当日は、患部を冷やしても問題ありません。
2日目からは冷やしすぎることで腫れがひきにくくなるので注意が必要です。
親知らずの抜歯は、日本口腔外科学会認定医の院長が行います。
大学病院での抜歯を勧められた方、本当に抜歯が必要なのかなど、セカンドオピニオンも行なっております。
お気軽にご相談ください。
高槻市の歯医者
かすや歯科クリニック
院長 加須屋 歯科医師