こんにちは。
高槻市の歯医者「かすや歯科クリニック」院長の加須屋です。
子供の歯は乳歯から永久歯に生え変わるから、虫歯になっても痛くなかったら歯医者に行かなくとも良いか!とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
決してそんなことはありません。
子供の虫歯を放置しておくと、大人の歯にも影響が出ます!
子供の歯は歯質が弱く、甘いものを摂取する機会が多い事から、永久歯よりも虫歯になりやすい言えます。
今回の記事では、子供の歯である乳歯の段階で虫歯をしっかり予防・治療する重要性に解説させて頂きます。
小さな頃から歯医者さんに通う習慣を持つことはとても重要な事です。
・悪い食事の仕方が身についてしまう
・顎の成長に影響する
・しっかり噛めないことで、お口の筋肉が発達しない
・歯並びが悪くなる
・大人の歯が変なところから生えてくる
・大人の歯の色が黄色っぽくなる
などなど、子供の歯の健康は将来の歯の健康に直結しており、子供の歯が不健康で将来的に色々な悪影響が出てきてしまいます。
子供の歯を虫歯から守る事は、将来的に歯のトラブルで悩まない口腔内を育む事になります。
子供の歯は個人差はありますが3~4歳で生え揃います。
乳歯は永久歯と比較して、エナメル質が半分しかありません。
ですので、あっという間に虫歯になってしまいます。
虫歯をつくらない・進行させないように普段のブラッシングや定期検診を活用しましょう。
3ヶ月に一回は、歯医者さんで定期検診を受診し、高濃度のフッ素塗布やシーラントで虫歯の予防を行いましょう。
歯医者さんのサポートを受けながら、歯の強化に努めましょう!
また年長さん、小学校1年生あたりになると6歳臼歯と呼ばれる大人の歯が奥歯に生えてきます。
完全に生えるまで時間がかかり、上下で噛み合わない期間がでる事から、乳歯同様に虫歯になりやすい時期と言えます。
歯の溝も深く複雑な構造なので、虫歯になりやすいと言えます。
この期間も虫歯を予防するための対策が必要になります。
フッ素塗布と同様に、フッ素をずっと出し続け、虫歯菌が溜まりやすい溝を詰める『シーラント』を併用することがお勧めです。
小学校高学年までは必ず1日1回は親御さんが仕上げ磨きをしましょう。
時間に余裕ががある場合は、朝と晩二回してあげて頂く事が望ましいでしょう。奥歯にはケアグッズであるフロスも併用しながら清掃しましょう!
虫歯や歯ぐきの状態、かみ合わせなど確認します。
個自宅でも1人で正しく歯磨きできるように最適なブラッシング指導をさせて頂きます。
ご自宅で使用している歯ブラシを持参してください。
歯ブラシでは落とせない歯垢や歯石を、専用の機械を使って綺麗に除去していきます。
虫歯に負けないよう高濃度のフッ素塗布を行います。
奥歯の溝が深く虫歯になるリスクが高い場合はフッ素が徐放されるコーティング剤を使用します。
子供の歯を健康な状態に保つ事は、将来大人になった際の歯の健康を守る事にも直結します。
将来歯の事でトラブルが起きないよう、子供のうちからしっかりケアをしていきましょう。
小さな頃から歯医者さんに通う習慣を持つ事は、歯医者さんに慣れる事に繋がり、歯医者嫌いを予防することにも繋がります。
子供が泣いてしまいそうでご不安な方も、徐々に歯医者さんに慣れる事からスタートしましょう。
かすや歯科クリニックでは副院長の女性歯科医師を中心に「小児歯科」も承っております。
子供の歯に関してお困り事がありましたら、お気軽にご相談ください。
高槻市の歯医者
かすや歯科クリニック
院長 加須屋 歯科医師