こんにちは。
高槻市の歯医者「かすや歯科クリニック」院長の加須屋です。
『歯医者さんは楽しいところ』と印象つけることはとても難しいかと思います。
小さい時から、ご家族と一緒に歯医者さんに行く習慣をつけましょう。
キッズルームにいていただくだけで問題ありません、歯医者さんの空気感・においになれましょう。
むし歯を作らない作戦としては
フッ素塗布
フッ素の効果は、歯の表面の強化、むし歯菌の働きを抑える作用です。
家庭でもフッ素入りの歯磨き粉（ppm記載のもの）を使うようにして、歯医者さんでは更に濃度の高いフッ素を塗布して効果を高めます。
シーラント
奥歯の溝が深くなっていることが多く、歯ブラシではしっかり取りきれない汚れがあります。
事前に汚れがたまらないようにシーラントという光で固める詰め物（フッ素が出ます）を埋めて、むし歯予防をします。
衛生士さんによるクリーニング
歯磨きでは取りきれない汚れを、衛生士さんが専用の機械を使用して丁寧に取り除きます。
3歳以降のご自宅でのむし歯予防
3歳になれば歯ブラシを使って自分で磨く習慣をつけていきましょう、必ず椅子に座って歯磨きをするようにしてください。
その後、ご家族でフッ素入りの歯磨き粉を使用して仕上げ磨きをしてください。
うがいは1回が推奨されています、またフッ素入りでりんご味のうがい薬も併用しましょう。
大切な食事の際の習慣
噛む力をつけていくために、しっかり噛んで食べる習慣をつけていきましょう。
噛む回数を増やす
食物繊維の多い食材や、お肉や海藻など、歯ごたえがあり、よく噛まないとたべれない食材を選ぶようにしましょう。
食材は一口サイズではなく少し大きめ
食材を細かく刻んでしまうと、噛む回数が減ってしまいます。
少し大きめに切るように心がけて噛む回数が多くなるようにしましょう。
煮込み過ぎない
カレーやシチュー、味噌汁のジャガイモなどは煮込み過ぎず、すこし固めにしましょう。
また、細かく刻み過ぎないようにしましょう。
薄味を心がける
噛むことによって味が滲み出てきます。
醤油やポン酢、塩などは少なめにして、素材の味をなるべく感じるようにしましょう。
飲み物は適度に
食事中は、お茶かお水を飲むようにしますが、よく噛まずに流し込んでしまうこともあるので、よく噛んで唾液を出して食事をするようにしましょう。
まとめ
食への興味が湧く時期でもあります。
好き嫌いも出てきますが、いろいろな食材に調整して、噛む力を育てて行くことが重要です。
お子様の食事習慣や歯磨きに関してお悩みごとがございましたら、お気軽にご相談ください。
高槻市の歯医者
かすや歯科クリニック
院長 加須屋 歯科医師
