こんにちは。
高槻市の歯医者「かすや歯科クリニック」院長の加須屋です。
子供は4歳~5歳になると歯科治療に関しての理解ができるようになります。
こんな道具を使ってこんなことをするよ!と説明すると、しっかり理解して、処置やクリーニングが可能になる年齢です。
そんな中で、永久歯(大人の歯)が正常な本数あるか、顎の状態に異常はないかなどの確認のため歯科医院でパノラマレントゲンを撮影します。
10人に1人の割合で『永久歯の先天性欠損』がある場合があります。
これは、乳歯が抜けたあとに生えてくる大人の歯がない状態のことを言います。今回の記事では『先天性の永久歯欠損』があった場合の対処法について解説させて頂きます。
乳歯は小学校高学年で全て抜けて永久歯に生え変わるのが一般的ですが、ごく稀に乳歯が長い間のこっているお子さんがいらっしゃいます。
その場合、もしかすると永久歯が生まれつきない可能性があるので注意が必要です。
乳歯の状態で大人になることは問題ないですが、乳歯は50歳くらいになると自然に抜けてしまう可能性があります。
乳歯が抜けた場合の処置方法や、歯並びのことなどを事前に考えておく必要があります。
歯科医院でレントゲンを撮った段階で、永久歯の生えてくる順番、永久歯が正常な本数あるかないか、それによって起こる歯並びの不正などは事前に検査が可能です。
親御さんはそれを元に、お子さんの歯のことを考えることができるため安心です。
年中から年長になっても歯科医院を受診されてないお子さんは、永久歯の状態を確認するため、歯科医院を受診することをお勧めします。
また、永久歯が先天的に欠損しているからといって病気ではないか??と思われる方もいますが大丈夫です。
子供の将来の成長には、何の問題もありません。
子供の歯が、乳歯から永久歯に生え変わらないと心配の方は、歯科医院でレントゲン撮影を行う事をお勧めします。
かすや歯科クリニックでは、子供の歯の生え変わり相談や、永久歯が正しく生えてくるのかのご相談も承っております。
お子さまの将来の歯に関して、不安がございましたらご相談ください。
高槻市で子供の歯の生え変わり相談なら
かすや歯科クリニック
院長 加須屋 歯科医師