こんにちは。
高槻市の歯医者「かすや歯科クリニック」院長の加須屋です。
子供さんの歯ぎしりのお悩みはよく聞きます。
かなり大きな音がなる場合があるので、親御さんとしては歯が割れてしまうのでは?と心配になるかと思います。
子供さんの歯ぎしりが起こる原因、また対処方法を説明します。
大人の歯ぎしりの多くはストレス性であると言われています。
これは子供にも当てはまるとも言われていますが、子供の場合は、これから大人の歯が生えてくるための準備として起こっていると言われています。
幼児期や学童期に起こっている歯ぎしりは、永久歯が生えてくるための準備であると言われています。
永久歯が生えてくると、乳歯と混在しているため、高さや大きさが異なることから、歯ぎしりをすることでバランスを整えています。
歯が生え変わっていくことで、噛む位置が変化していきます。
上下のあごの位置関係を決めていくために歯ぎしりをしていると言われています。
基本的に歯ぎしりをしていても、成長過程であり健全なことなので問題ありません。
ただ、こんな時は注意が必要になります。
歯ぎしりが原因で痛みを訴えている場合(寝起きに歯が痛い、浮いている感じがする)、または歯が異常にすり減っている場合は注意が必要です。
中学生くらいになって、永久歯が生え揃ったあとでも歯ぎしりが日常化していると、永久歯が割れてしまったりすることがあります。
勉強中など、寝ている時以外にも食いしばりや歯ぎしりがある場合は注意が必要です。
乳歯(子供の歯)の場合や、乳歯から永久歯(大人の歯)に生え変わる時期の歯ぎしりには、既製のマウスピースをはめることをオススメしています。
これは型取りの必要がなく、基本的には寝るときだけはめていただきます。
永久歯に生え変わったいる時は、型取りをさせていただき、お口にあった柔らかいマウスピースを使用していただきます。
歯ぎしりや食いしばりで悩んでいる時は、ご相談ください。
高槻市の歯医者
かすや歯科クリニック
院長 加須屋 歯科医師