こんにちは。
高槻市の歯医者「かすや歯科クリニック」院長の加須屋です。
歯石や着色を取るために歯医者さんを受診した時に、「むし歯がありますね」と言われた経験がある方もいらっしゃるかと思います。
ただ、むし歯と言われたものの、「しみたりもないし、痛みもないのに削るのは嫌だな」と思うのが普通です。
むし歯には、ゆっくりと進行する【慢性う蝕】と急速に進行する【急性う蝕】があります。
これは、痛みとも関連しています。
慢性のむし歯の場合
慢性のむし歯の場合は大人に見られることが多く、黒色または茶色をしていて、進行がとてもゆっくりです。
何年も進行せずにそのままという場合もあることがわかっています。
神経まで達していてもあまり痛みを感じずに経過していることも珍しくありません。
歯の中で大きくなっていることが多いので、詰め物が取れた時や硬いものなどを噛んだ時に歯が割れて歯医者さんに行くという場合が多いです。
急性のむし歯の場合
急性のむし歯は子供や若い人に多く見られ、短期間で急速に進行します。
色はなく歯と全く同じ色のことが多いので、わかりにくいですが、痛みは感じやすいので、痛いという訴えで歯医者さんに来られる場合が多いです。
神経の処置がしてある場合（過去にむし歯・歯の神経の処置をして被せ物をしている）は、慢性う蝕・急性う蝕どちらの場合でも痛みがなく進行します。
細菌が歯の内部まで進行し、歯の周囲の骨まで溶かすところまでいくと激しい痛みがでます。
歯ぐきも膨れ上がって感染がどんどん進んでいきます。
当院の虫歯治療について
当院では、痛くない状態で「むし歯」を発見した時は、口腔内カメラでむし歯の位置をモニターで確認していただきます。
また必要と判断した場合、レントゲン撮影もさせていただき十分に説明します。
むし歯なのに痛くないというケースは多く、痛みがないから虫歯はないし安心だとは言えません。
痛みのない虫歯を早期に発見して、早期に治療することが歯を守ることにつながります。
コロナ社会になって歯科受診を控えていた方も、一度歯科医院に足を運んでメンテナンスを受けてみましょう。
高槻市の歯医者
かすや歯科クリニック
院長 加須屋 歯科医師
