こんにちは。
高槻市の歯医者「かすや歯科クリニック」院長の加須屋です。
口の周囲の組織は複雑で繊細です。
人の体の中で一番複雑な動きをします。口の機能・役割とはどういったものでしょうか?
人と人が会う際に、第一印象はとても重要です。
コミュニケーションにおいて感情の表現は必要不可欠です。
口元で豊かな表情を作りながら自身の考えを伝えることが必要になります。
歯が茶色く汚れている場合と白くてキレイな場合では第一印象は格段に違います。
欧米では口元のキレイ差が仕事の営業成績を左右するほどです。
キレイな歯、整った歯並びなど、審美性が大切になります。
食べることのはじめは、前歯で食べ物を噛みきります。
そのあとに奥歯で咀嚼してすりつぶしていきます。
唾液は、食べ物をのみ込みやすくするために混ざり合いながら飲み込むのに適切な大きさにし、粘土状にしていきます。
最後に舌で喉の奥に運んでのみ込みます(嚥下)。
健康な歯によって、なんでも噛むことができ、噛むことで唾液が分泌されます。
食べ物の美味しさを決定する要因の一つが、味覚です。
目でみて、鼻で匂いを嗅いで食事の味を想像し、最後に口の中で味を感知します。
舌にある味蕾(みらい)というセンサーによって、食べ物の化学的な特性を感知して味わうことができます。
味蕾の数は約7000~9000個あります。加齢の影響で未来は減少していきますが、口腔器官をしっかりと動かして食事をすることで、減少するスピードを緩やかにすることができます。
言葉を発するとき、肺から空気をだして声帯で声を作り、口腔器官でことばとして整えます。
唇、舌や頬などの筋肉によって音を変えるだけでなく、歯の裏側に舌を当てることによって発音を円環することができます。
口の周りは筋肉のため、積極的に会話したり、カラオケで歌を歌ったりすることで口腔機能の低下を防ぐことができます。
発音に問題がある場合は、肺の問題なのか、声帯の問題なのか、歯や口周りの筋肉の問題なのか原因を明らかにすることが大切です。
以上の4つのお口の機能・役割はとても重要です。
1つでも低下してしまうと、たちまち心身の健康を損なう要因となってしまいます。
1つの組織でこんなにも多くの機能をもった人間の器官は他にはないでしょう。
お口の機能の低下を感じましたら、お気軽にご相談ください。メール相談も実施していますので、ご来院が難しい方でもご相談可能です。
高槻市の歯医者・歯科医院
かすや歯科クリニック
院長 加須屋 歯科医師