- 当院の口腔外科について
- 日本口腔外科学会の認定医による、精密で確かな口腔外科治療を
- 当院の院長である、加須屋 歯科医師は日本口腔外科学会が認めた口腔外科認定医です。親潮らずの抜歯や顎関節症などの口腔外科治療には知識と経験が必要です。患者さまの痛みに最大限に配慮した、精密な口腔外科治療のご提供をお約束します。
親知らずを抜歯する必要があるのか、放置しても大丈夫なのか、検査・診断いたしますので、口腔外科に関してお悩みがございましたら、お気軽にご相談ください。
- 親知らずの抜歯が必要なケース
- 歯茎が腫れる症状がを何度も繰り返している。
- 虫歯になっている、隣接する歯との間に物がよく挟まり磨きにくい。
- 矯正治療をしている、または矯正治療をする予定である。
- レントゲンに親知らずを含んでいる膿の像がある。
- 親知らずがトラブルを起こす前に予防として抜歯したい。
- 親知らずの抜歯について
- 上顎の親知らずの抜歯
上顎の親知らずの抜歯時間は比較的短く5~10分で終了します。また周囲組織の性質上、術後の腫れ、痛みも少ないことが多いです。皮膚の内出血は皮膚組織が薄い女性に現れることが多いですが、時間の経過(1~2週間)とともに治癒します。抜歯後、鼻の横にある上顎洞という空洞と口腔内が交通して一時的に鼻から水が漏れることがあります。長引く場合は歯茎を切開し、閉鎖することがあります。
- 下顎の親知らずの抜歯
下顎の親知らずの抜歯時間は、生え方や神経の走行位置などにもよりますが30~40分です。上顎に比べ、腫れ、痛み、内出血を伴うことが多いので、鎮痛剤の定期的な内服、抜歯日のみの冷罨法(患部を冷やす)をお勧めしています。また神経が近接していることで、患側唇や顎、舌の一時的な知覚鈍麻が起こることがあります。
抜歯後感染や、ドライソケット(抜歯部位の骨面露出による痛みを伴う症状)を防ぐために抜歯後、頻回なうがい、飲酒、喫煙、運動は控えて頂き、食事の際は、健側でゆっくり噛むようにしてください。
- 親知らず抜歯の流れ
- STEP.1
- 口腔内の検査、レントゲン撮影をおこないます。
- STEP.2
- 当日抜歯希望の方は抜歯に関しての留意事項を説明、ご理解いただき、局所麻酔下にて抜歯術を行います。予定を合わせての抜歯希望の方は次回予約時に抜歯術を行います。
- STEP.3
- 1~2日後に経過観察に受診して頂きます。
- STEP.4
- 約10日後に抜糸を行います。
- 歯牙移植
歯科医院で歯を抜かないといけません(奥歯に限る)と言われた場合、
親知らずを移植することができます。移植には条件があります。
親知らずを移植することができます。移植には条件があります。
移植する歯が健康である事
移植する歯の根が複雑な形でない事
移植する場所に十分な骨の枠がある事
比較的若い方である事(40歳前後)
条件を満たしていても必ずうまくいくわけではなく、歯が骨とくっつかず脱落してしまう場合・
歯の根が吸収して無くなってしまう場合・歯が骨と癒着してしまう場合があります。
歯の根が吸収して無くなってしまう場合・歯が骨と癒着してしまう場合があります。
- 歯牙移植の流れ
- STEP.1
- レントゲン撮影を行い、移植歯の形・大きさを確認し、移植場所の骨の状態を確認します。
- STEP.2
- 保存不可能は歯を抜歯して、抜歯した部位の骨の形を整えます。
同時に移植歯を抜歯・移植します。
- STEP.3
- 移植歯を隣在歯とワイヤーまたはボンドで固定します(約4~6週間)。
- STEP.4
- 移植歯の神経の処置を行います(移植後4週間)。
- STEP.5
- 神経の治療が終了し固定に問題がなければ被せ物を装着します。
- その他口腔外科ご相談下さい
その他、口腔内の粘膜疾患(舌が痛い、ヒリヒリする)、顎関節症(音がする、大きく開けれない)、外傷による歯の脱臼・亜脱臼または唇・歯茎の裂創などの処置も可能ですのでご相談ください。
必要と判断した場合は大学病院・総合病院に紹介させて頂きます。