こんにちは。
高槻市の歯医者「かすや歯科クリニック」院長の加須屋です。
子どもの歯磨き関して『歯磨き粉をつけずに磨いてますがいいですか？』という親御さんから質問をよく受けます。
歯磨き粉を使わずに歯磨きをしていただいて問題はありません。
歯磨き粉を使わずに磨いて、虫歯がないお子さんも多くいらっしゃいます。
子どもの歯磨きで歯磨き粉を使う時期
歯磨き粉を使うのは歯が生えてからになるので、０歳で歯が生えている場合は使用することが可能です。
しかし、発泡剤によって泡立ってしまうので、うがいができる年齢になってから使用することをオススメしています。
それまでの間は、歯ブラシやガーゼを使用して歯を綺麗に磨くようにしてください。
そのあとに『フッ素スプレー』を使用して虫歯予防をしていきましょう。
子どもの歯磨き粉の選び方
歯磨き粉は『子供用フッ素濃度500～950ppm』『大人用フッ素濃度550ppm〜1450ppm』があります。
そのほかの成分としては、研磨剤・発泡剤など様々なものがはいっています。
虫歯のリスクを考えると、お子さんに対してはフッ素の含有量は多い方がいいかと思いますが、大人に対しては、口腔内の状態を考えてフッ素が多いものなのか、抗菌性が高いものなのか、ホワイトニング効果が高いものなのかなど考える必要があります。
子どもの歯磨きを補助するフッ素スプレー
子供さんに対して大人用の歯磨き粉を使用しても問題はありません。
抗菌性が高いものは刺激性があるため、使うのが難しい場合があるので、子供用の歯磨き粉を使用してください。
小学生くらいになっても歯磨き粉の味が嫌で、使用するのが難しい場合は、先ほども書きましたが『フッ素スプレー』を使うといいでしょう。
『フッ素スプレー』はフッ素濃度が少し低いので、うがいができる場合は『フッ素うがい』をオススメしています。
まとめ
虫歯になった歯はもどってきません。
効率的に歯磨き粉を使用して虫歯を防いでいきましょう。
お子様の歯磨きに関するご相談も承っております。
お悩みの方は、子どもの予防歯科にご来院の際、お気軽にご相談ください。
高槻市の歯医者
かすや歯科クリニック
院長 加須屋 歯科医師
