こんにちは。
高槻市の歯医者「かすや歯科クリニック」院長の加須屋です。
日本人が歯を失うと原因として多いのが虫歯と歯周病です。
もし皆さまが、歯周病や虫歯が原因で歯が抜けてしまったら場合はどうされますか?
多くの方は歯科医院で治療を受けて、失った歯を補綴する事になります。
しかし、1本や2本歯がなくても食事はできるし不自由しないからそのままで大丈夫!と考えてらっしゃる方もおられるかと思います。
歯を失っても影響が少ないから大丈夫と考えるのは、大きな間違いです!
今回の記事では、歯を失った場合のお口や心身に与える悪影響、歯が抜けてしまった場合の治療法について解説させて頂きます。
歯を1本失うだけで、隣接する歯、噛み合わせの歯、しいてはお口全体に影響を及ぼします。
お口の中には前歯、小臼歯、大臼歯とそれぞれの役割を持った特徴が異なる歯が絶妙なバランスを保ち、お口の健康を維持しています。
そのバランスが歯を失う事で崩れてしまい、歯並びの悪化、虫歯や歯周病の進行など健康な歯をも脅かす事になります。
歯を失ったら放置せずに、適切な処置を行う事が推奨されます。
その処置は、歯が抜けてから早ければ早いほど、治療に費やす時間や費用が少なく済みます。
食事の時は、唇やほっぺた、舌などの筋肉を使って食べ物を口の中でまわし、唾液によって柔らかくして咀嚼していきます。
また、歯と歯は隣接する歯をお互いを支え合い、噛み合わせの歯があることでその歯の位置を維持しています。
1本でも歯を失うとお口全体のバランスは崩れ、隣接する歯は横や斜めに倒れ、噛み合わせる歯を失う事で反対側の噛み合わせの歯は自然と伸びいていきます。
歯を1本失うことで、まるでドミノのように歯を失っていく可能性が高まります。
特に奥歯は体重と同じくらい力が掛かる箇所になります。
食事中は各歯に10~35kgの力がかかると言われています。
大きな力がかかる奥歯を失うと、咀嚼の力も失われ、全身の健康を脅かす事になります。
ずっと美味しく健康的に食事をするために、最良の治療法を選択する事が大切です。
当院でも歯を失った場合の治療法を、患者さまに最適な形でご提案しますので、まずはご相談にお越しください。
・入れ歯(義歯)
・隣接する歯とセメントで固定するブリッジ
・インプラント治療
歯を失った場合の治療法として代表的なのが、上記の3つの治療法になります。
一部の入れ歯とブリッジは保険適用で治療が可能です。
また、入れ歯の止め金をなくして硬くてしなやかな材料を選択することや、銀歯のブリッジをセラミックなど白くて綺麗な材料で行うことも可能です(保険適応外となります)。
インプラント治療は、費用が高い・外科手術が必要・治療期間が長いといったマイナスのイメージがありますが、インプラント治療が始まって約60年、製品の性能が格段に向上し、以前の約3分の1の期間で治療可能で、予後も良く、補綴箇所の見た目も自然な治療法になりました。
長期的な目線で考えると、インプラントは歯を失った場合の治療法として良い選択肢だと言えます。
インプラントは無料相談を行なっていますので、気になる方はお気軽にご相談ください。
失った歯を長期間、放置していたりしていませんか?
歯を失った場合、他の健康な歯、今後の食事や健康面を考え、早めに治療を受ける事が大切です。
歯を失うと、他の健康な歯を失う可能性が高まりますので、将来を考え治療を行いましょう。
入れ歯・ブリッジ・インプラントと治療法はありますが、患者さまに適した治療法は、ライフスタイルによって異なります。
まずはお気軽に、ご相談にお越しください。
患者さまにとって、最適な治療法をご提案させて頂きます。
高槻市の歯医者
かすや歯科クリニック
院長 加須屋 歯科医師