こんにちは。
高槻市の歯医者「かすや歯科クリニック」院長の加須屋です。
ご自身のお口や歯のケアを正しく効果的に実施できているでしょうか？
虫歯や歯周病などの怖い口腔疾患の予防は、日常のセルフケアだけでは限界があります。
現状の歯並びのや、使用している歯ブラシや口腔ケアグッズによっては、キレイに磨けないところもありますし、プラークを１００％除去できるわけではありません。
虫歯や歯周病に罹患しやすい方は、効果的なセルフケアが不十分なケースが多くあります。
今回の記事では、ご自身ではケアできない歯石やプラークの除去について、上手に歯医者さんを利用しながら、健康な歯を生涯守るためのお話になります。
歯医者さんとご自身の効果的な口腔ケアによって、健康な歯を守りましょう。
歯医者さんを受診する必要性
歯石はブラッシングでは落ちないので、定期的に歯科医院を受診してクリーニングや歯科検診を受けることが必要になります。
しかし、現実は日本人の歯への興味は薄く、日本歯科医師会の調査では約５０％が歯に何らかの異常を感じているが、歯医者さんへの受診を後回しにしているという結果になっています。
その一方で、約７０％が「早く歯医者に行けばよかった」「しっかり歯の治療をしておけばよかった」と後悔している結果になっています。
では、どれくらいの頻度で歯医者さんに通うのが理想的なんでしょうか？
歯医者さんを受診する頻度
実際のところ、歯の状態・口腔内の状態によって変わります。
健康な人の場合は、３ヶ月に一回で問題ないでしょう。
歯周病の罹患が認められている人や、全身に何らかの疾患がある人は１～２ヶ月に一回の歯科医院への受診をお勧めします。
全身の管理と同様に、継続的に診察してもらえるという環境がとても重要になります。
自分に合ったかかりつけ医をみつける
人生１００年の時代になることを考えると、なんでも食べれること、食事ができるために歯医者さんへ通うことは健康の維持に必要不可欠です。
自分の意見を必ず聞いて治療の方法を決める、担当の衛生士さんがしっかり時間をとってクリーニングしてくれる、歯科医院として最低限必要なことです。
受診頻度
健全な状態なのか、または歯周病に罹患しているのかなど、歯周検査を十分に行い口腔内写真を元に目で見て確認し、お口の状態に合わせた受診頻度を提案してくれる歯科医院。
環境
クリーニングが１５分～３０分と短い時間ではなく、最低でも４５分間の予約をとり、衛生士も担当医制であること。
また急な痛みなどに対しても柔軟に対応してくれること、ご自身のお住まいから通いやすく立地条件がいい歯科医院。
目的・専門性
万が一、歯やお口の治療が必要になった場合、抜歯やインプラント、矯正治療など専門的な治療環境が十分に整った歯科医院、院長の資格や経歴の重要性。
上記の３点は最低条件だとおもいます。
治療に関しても、治療前・治療後でしっかりと写真を撮影して治療の説明をしてくれる歯科医院を選びましょう。
痛みがなくても定期的な歯科受診をするようにして、後悔しないようにしましょう。
まとめ
当院でも受診する患者さんの中には、早くから治療を開始すれば良かった、定期検診を積極的に受診すれば良かったと言われる方は非常に多いのです。
なかなか、歯医者さんを受診する時間をつくるのは難しい方も多いかと思いますが、歯を失って後悔しないように、歯医者さんと上手に付き合うようにしましょう。
当院でも積極的に定期検診をお勧めしています。
それは、歯を失って後悔する方が非常に多いからです。ぜひ、歯医者さんに通う習慣を持つようにしましょう。
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かすや歯科クリニック
院長 加須屋 歯科医師
