こんにちは。
高槻市の歯医者「かすや歯科クリニック」院長の加須屋です。
歯医者さんを受診した際に、歯の状態や骨の状態などを確認するために『レントゲン』を撮影することがあります。
レントゲンの種類としては3種類があります。
小さいフィルムを入れて2~3歯をピンポイントに確認
上あご、下あごの状態、顎関節の状態、骨の中の病気の有無を確認
3次元的(頭の上・真正面・横)に骨の状態を確認し約0.1mm幅で病気の大きさ、上顎洞炎などの炎症の確認
患者さんの主訴、病状や確認したい用途によってどのレントゲン撮影を使用するかを決めて使用します。今回の記事では、歯科医院で撮影するレントゲンについて解説させて頂きます。
全体的な状態把握のためには『パノラマレントゲン撮影』を行います。
歯を支えるあごの骨(歯槽骨)の吸収程度が確認できます。
歯槽骨の状態を確認することで歯周病の状態やあごの中の病気の有無がわかります。銀歯などの詰め物の下にあるむし歯を確認することも可能です。
子供さんの大人の歯が全て生え揃うのか確認する際にもこのレントゲンを使用します。
むし歯の状態を細かく見るためには『デンタルレントゲン』を撮影します。
2~3本の歯を細かく確認できるため、虫歯の大きさを確認できたり、根っこの先の膿の確認ができたり、歯茎の炎症の原因を細かく確認できます。
『CT』は骨の状態を3方向から確認できるので、病気の大きさや、親知らずと神経の位置関係、顎関節の形など、多くの情報を確認することが可能です。
顎の下のリンパ節の腫れ、唾石の有無なども確認することが可能です。
用途によって3種類のレントゲンを活用し、病状や病態の把握をします。得られた情報から診査・診断し治療へと移行していきます。
当院は日本口腔外科学会認定医の院長が、レントゲンをしっかり確認し、治療に当たります。原因がわからないことなどがあればご相談ください。
高槻市の歯医者
かすや歯科クリニック
院長 加須屋 歯科医師