食事中、急に口が開かなくなった。
噛むたびに痛い。
カクカク音がなっている。
それは顎関節症(がくかんせつしょう)かもしれません。
基本的に顎関節症とは、女性に多い疾患と言われています。
力仕事をしている方、デスクワークだが無意識に食いしばっている方、歯ぎしりをする方、比較的硬いものが好きな方などに起こりやすい顎の病気になります。
顎関節症の症状は、頬の痛み、頭痛・片頭痛のような症状、口を開け閉めしるたびに音がなるなど様々です。
顎関節は、肘や膝とは異なり安静にできない組織です。
朝・昼・晩と食事をしますし、しゃべるときにも使います。
寝るときも顎は動いています。
サポーターを巻けるわけでもありませんので、四六時中使っている唯一の組織かもしれません。
顎関節症は一型から五型に分けられていて、レントゲン撮影で顎関節の形に問題なければ、顎関節周囲の筋肉、顎関節の上にある関節円板(クッションのようなもの)、顎関節周囲の靭帯の傷害によりおこる疾患です。
当院では多くの顎関節症の患者さんを大学病院で治療してきた院長が治療に当たります。
「顎関節ですね、マウスピースをつくりましょう」以前は当たり前の様に聞かれた言葉ですが、今は違います。
顎関節専用マウスピースはめていただく治療法もありますが、まず当院では、顎関節のストレッチから始めさせていただきます。
ストレッチによる開口量の改善、顎関節の痛みの改善、噛み合わせの調整を行いながら、マウスピースが必要な場合は作製させていただきます。
顎の痛みや違和感、一度ご相談ください。
高槻市の歯医者
かすや歯科クリニック
院長 加須屋 歯科医師