こんにちは。
高槻市の歯医者「かすや歯科クリニック」院長の加須屋です。
1歳半検診や3歳半検診など、健康診断の時には、歯の検診も行います。
もちろん学校検診でも、学校生活が明るく元気に過ごせるように歯の検診も行います。
どのような項目がチェックされているのでしょうか?
まずはむし歯の確認をします、以前に治療している部位の確認もしますし、その中で、むし歯・要観察歯(むし歯になりかけている、またはむし歯かどうか怪しい)・処置歯(治療している)・健全歯と確認します。
口を大きく開けて顎の動きに問題がないか確認します。
また噛み合わせた時の状態も確認します。
受け口になっていないか、爪を噛んだりしていて出っ歯になっていないかなどをみます。
歯の汚れ、プラークの付着の状態、着色や歯石の付着状態を確認します。
癒合歯や先天性の欠損歯など今生えている歯の状態・形を確認します。
私自身、検診をさせて頂いて難しいのがむし歯なのかどうか?です。
検診では使用できる器具に限りがあるため、処置歯がまたむし歯になっていないかの判断はとても難しく、一度歯医者さんで確認が必要と判断する場合は、むし歯の表記にさせていただくこともあります。
また、歯石の付着が多く、歯を覆うような形で歯石がある場合もむし歯の判断が難しく、歯医者さんへの受診をお願いしています。
むし歯は歯の表面のエナメル質・象牙質と言われる歯質の崩壊を意味します。
歯の汚れであるプラークが表面に付着し放置していると、プラーク内で酸がつくられ、歯の表面が溶けていきます(脱灰:だっかい)。
そのまま放置していくとさらにむし歯が進行し、歯の神経に感染し激しい痛みを引き起こします。
むし歯の予防は、食事・むし歯菌・時間・歯の四つです。
それか一つでもしっかりとしたコントロールができればむし歯はできません。しかし。むし歯菌を完全になくすこと、食事をしないことは不可能なので、歯の強化、時間のコントロールが大事になります。
検診で気になるところがあると項目に記入された場合は、なるべくはやく歯医者さんへいきましょう!
高槻市の歯医者
かすや歯科クリニック
院長 加須屋 歯科医師