こんにちは。
高槻市の歯医者「かすや歯科クリニック」院長の加須屋です。
歯が生えてくるころに、赤ちゃんの顎の発達が遅いと歯の生えるスペースが狭くなるため、ねじれて生えてきたり、重なって生えてきたりします。
そのため、授乳の仕方が大切になります。
歯が生える前にしっかりと授乳を行うことで唇や舌の筋肉や、ほっぺたなどのお口周りの筋肉が発達し、それによって顎の成長・発達につながります。
授乳のコツは、お口全体で正しい姿勢で行うようにしてください。
また、哺乳瓶を使用する場合は、先が劣化して楽に飲めてしまうものは避けて、こまめに新しいものに取り替えることが必要になります。
7~8ヶ月になると初めての乳歯が生えてきます。
1歳で上4本、下4本が生え、離乳食を始めていき、授乳によるむし歯のリスクが高くなります。
この頃からは歯医者さんに慣れていくために、親御さんや親族が歯医者さんに行く時は連れて行くようにします。
歯医者さんの空気感、匂いなどに慣れてから診察台に寝て、歯ブラシしたり、フッ素塗布をしたり予防をしていきましょう。
乳歯は、永久歯に比べて歯の表面のエナメル質が柔らかく薄いため、虫歯になりやすいのが特徴です。
痛みも感じにくく、気付いた時にはかなり進行していることも多くあります。
乳歯のむし歯を放置しておくと、根っこの先に膿の袋ができたりして永久歯にも影響が出てきます。
永久歯の歯の色が茶色っぽくなったり、正常な位置から生えてこなかったりします。
歯磨きの習慣は大切です。
下の前歯が生えてきたら親御さんの歯磨きスタートです。
まずはガーゼをぬるま湯に湿らせて優しくぬぐいましょう。
上の歯が生えてきてから歯ブラシを使用します。
柔らかく頭の小さな歯ブラシを選んで丁寧にみがきましょう、その時歌を歌ったり、数を数えたりして楽しく磨くようにしましょう。
歯ブラシデビューができたら、次は歯医者デビューです。
ご家族で協力して歯医者さんにいきましょう。
高槻市の歯医者
かすや歯科クリニック
院長 加須屋 歯科医師